缶コーラの缶を4つ机の上のオブジェとして節約する
後輩の机の上に4つコーラの空き缶が
職場で後輩の机の上を見ると、コーラの空き缶が4つ並んでいました。
すでに飲み終わったからっぽの空き缶が4つ。単にものぐさで片付けていないのかと思ってもみましたが、机の上自体は、かなりきれいに整理されています。
ちょっと不思議に思い、聞いてみました。どうして、からの缶を置いてあるの?これは、心理的にストップをかけるためなんです。
どういうこと?
ちょっと暑かったり、疲れたり、時間が空いたりした時などに缶コーヒーや缶ジュース、コーラなどを自動販売機で気軽に買ってしまうことの戒めです。
自分へのごほうびとしていいんではないの?
いえ、大して満足も得られませんし、そのお金を使わないで残していたら、年間にけっこうな額にになります。
年間3万6500円
一本の缶ジュースを100円として考えても、単純計算で一日一本で、年間3万6500円になります。
眼の前の空き缶の山が一個100円に換金できて、毎日、一本を我慢すれば、それが手に入ると考える。切羽詰まった状況の時ほど、そのありがたみが分かると思います。
お金が必要になって、手持ちのものを売ることを考えた時に、例えば、本や雑誌でしたら、ダンボール箱いっぱいに詰め込んでブックオフに持っていっても、数百円くらい、良くて1000円くらいにしかなりません。
でも、それぞれは、買ったときには、一冊数百円から1000円ちょっとは支払っているはずです。また、CDとかでも、同様に買値の10分の1以下の値段にしかなりません。
未然に防いでお金を残す
今ある空き缶を同額のお金に換金することはできませんが。過去にそれをがまんして、お金で残したものを未来である今手にすることはできる。
そう考えると、けっこう画期的な思いつきに感じます。
結局、手元にお金を残していくには、収入を増やすか支出を減らすしかありません。前者は至難の業であっても、後者なら誰にでもできます。すでに収入として一旦手のうちに入ったお金なのですから。
そして、それぞれの額が小さくても、時間が経過するに従って積算されて大きなものになっていく。その視点はとても大切に思います。
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