息をこらえてしまい苦しくなる
ストレスがかかると呼吸が浅くなります
ストレスがかかり緊張すると、体に力が入ります。
すると知らず知らずのうちに呼吸も浅くなってきます。
一般論ではなく、自分の場合ですが。
そして、よけいつらさが増してきます。
吊り橋効果のように
吊り橋効果という言葉があります。
吊り橋に居る時のように、不安定さに身の危険を感じるような環境下にあるときに、ドキドキするその体の反応から、近くにいる異性に対してときめいているように錯覚する。そんな感じだったろうと思いますが。
ちょうどそんな風に、体の反応から心にも影響を与えるという側面があると思われます。
いわゆる心身症的な部分です。
呼吸が浅くなって息苦しさをおぼえるということから、それを精神的な圧迫感ととらえてしまって、余計つらくなる。そんな感じです。
逆に言えば、呼吸をちゃんとすることができれば、その不安感は、やわらぐ可能性があるということだろうと思います。
鼻呼吸よりも口呼吸で
ここ最近やってみているのは、そのような息苦しさを覚えたときに、鼻呼吸ではなくて、口呼吸をしてみるということです。
あまり大げさに呼吸をすると、過換気症候群みたいになって逆効果ですので、とりあえず一回、大きく口から息を吸い込むことをします。
大きく息を吸うというためには、前かがみでは出来ませんから、必然的に姿勢を正して、行うことになります。
大きく一回息を吸う。
ただ、それだけでも息苦しい感じがかなり軽減することが分かります。
息を吸う事に抵抗があるようでしたら、思いっきり吐き出すのもいいみたいです。
人間は、息を吐いたら自然に吸うようになるというのをどこかで読んだ記憶があります。
これは、なんでもない時に試しても、よく分かりませんので、息苦しく感じた時に、色々とやってみて、どうしたら自分が落ち着くのかを知っておくということが必要と思います。
辛い時こそ、自分を客観的に見つめて観察するということです。
自分の体をコントロールする
精神的にコントロールがむずかしいなら、自分にできる体の面からのアプローチを考える。
これが有効と思います。
これに限らず、日常的に、自分の体をコントロールする習慣をつけるのもいいと思います。
長時間のデスクワークの合間に体のストレッチを入れるとか。
実際にトライアル・アンド・エラーでやってみて、自分でプラスと思えることを取り入れて習慣化する。
その積み重ねで救われる部分が多いようにも思います。
あとは、プレッシャーに対しての考え方というのも大切です。
以前、囲碁の女流プロの方が、本番に弱くて悩んでいたとテレビで話されていました。
その方が、それを克服したのは、イチローさんのインタビューをみてとのことでした。
プレッシャーはないのですか?という問いに対して、
プレッシャーは、常にあります。そのプレッシャーを感じている自分というものを常態と考えて、そのプレッシャーのままで、ベストのパフォーマンスをできるようにやっていく。
大体、そんな論旨だったと思います。
プレッシャーをまったく感じない境地というのがあって、それを目指すとか、その状況でなければやっていけないというのではなく。
プレッシャーはあって当たり前で、それを感じながらベストを尽くすことを考える。
たしかに考えさせられるところが多いと思います。
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