カセットテープをデジタル化する

カセットテープをデジタル化する

カセットテープをデジタル化する

カセットテープに記録してある音源とか

 

カセットテープも過去の遺物で、まったく見たこともないという方も多いかもしれません。

 

逆に、それが主流だった時代に録音されたものと考えると、貴重なタイムカプセル足り得るかもしれません。

 

さらに昔のメディアであるオープンリールテープの時代だったりすると、家族の声を録音していたりして、内容そのものが貴重である可能性があります。

 

カセットテープの全盛期に一番多い使い途だったであろうのは、FM放送の録音、いわゆるエアチェックだろうと思います。少なくとも私はそうでした。
他には、友だちとLPレコードを録音しあったりなどというのもありましたし、また、貸レコード屋さんというのもありました。

 

今残っている、手持ちのカセットを見ると、色々な手持ちのレコードから選曲して録音した自前のコンピレーションテープが沢山あります。でも、これらのテープをみてもあまりうれしくありません。
それよりも良い音でCDで持っていたりしますし、そこから録音は、カセットではなくて、デジタル機器になってきているからです。

 

色々と眺めてみて、やはり興味を惹かれるのは、FMのエアチェック、特にライブ・コンサートをまるまる録音したものなのではないかと思います。

 

NHK FM とか、民放のFM とか、1970年代は、色々な番組で海外アーチストのライブ・コンサートの録音が流れていたものです。

 

正規版と同等の音質でカセットに収められているそれらの音源は、けっこう貴重なものです。

 

また、日本のアーチストのスタジオライブなどもあったりします。

 

これらの貴重な音源を劣化しないようにデジタル化してしまう。昔から色々と考えたり実行したりしていましたが、いつのまにか頓挫していました。

 

テープがあって、パソコンとか、DACとか、必要な機材があって、実際にテープからCD-Rに焼いたりしていた経験があります。環境としては、すでに十分です。

 

あとは、やるかやらないか。それだけでしかありません。

 

今なら、デジタル化した音源をCD-Rに焼かなくても、外付けのポータブルハードディスクがかなり安くて大容量のものが買えますので、そこに保存していく。
それだけで、自分だけの貴重な音源のジュークボックスになると思います。

 

一度ハードディスクに保存しておけば、そこからCD-Rに焼くのは、簡単な作業なので、カーステレオで聴いたりとかもできます。

 

 

カセットテープをデジタル化する方法

 

カセットテープをデジタル化するには、パソコンと繋がなければなりません。

 

DACがあれば、簡単に接続ができます。

 

また、録音するソフトが必要になってきます。

 

この二点がクリアできれば、あとは、やるだけです。

 

もちろんカセットデッキが無いと始まりませんが。昔から持っているカセットデッキがまだ動きますので、それを使うことを考えています。

 

もし、カセットデッキが無いのでしたら、ヤフオクなどで入手するしか手段は無いと思います。おそらくは、新製品が発売される可能性は限りなくゼロに近いと思いますので。

 

特化したラジカセが、おそらく一番簡単な方法

 

上記の方法が今まで一般的と認識していましたが、最近、ラジカセで、カセットとCDとFMが聞けて、それらをSDカードに録音できる機種があることを知りました。

 

mp3で録音となるみたいです。本来は圧縮しない音源があるといいのですが、元がカセットテープなので、mp3でも十分に思えます。

 

また、曲間を分割とかはできないみたいですが、カセットに保存してある音源は、原則、セレクトして聴くのではなくて、通して聴くことが多いので、あまり問題ではないかもしれません。
何よりも迅速にコンバートしておいた方が、万が一の劣化トラブルなどを回避できる可能性が高くなります。
時間が経てば経つほど、劣化が進み、テープがくっついたり、カビが生えたりなどのトラブルを呼ぶ危険性が高まります。

 

バックアップとして、mp3化をほぼ全自動で作っておいて、後日、余裕ができたら本格的にパソコンに取り込んで編集してもいいのですから。

 

でもまあ、 someday never comes と昔の歌にもありましたが。
いつか というのは、永遠に来ないような気もします。

 

データをバックアップできたカセットは、処分したいところですが。
自分の手持ちにおけるマスター的な音源でもありますので、保存しておくと、後日、もっと良いコンバートの方法が出てくるかもしれません。

 

そもそも昔は、カセットにも120分テープというのがあったのですが。これだと片道60分間の録音ができました。
くだんのFM音源ならノーカットで録音できました。でも、音質に問題があるとか、テープが切れやすいとか言われていて、使うのをためらっていました。
一度録音したものを繰り返し聴くことになったら、耐久性に問題があるという認識でした。でも、実際には、録音したテープはほとんど聞いていませんでしたし、その後CD-Rに録音もできる環境になり、ノーカットで録音していたらと何度も思ったものです。

 

将来、どのような技術が生まれるかは、その時点ではわからないものです。

 

また、そのころもVHSテープに音だけを録音しておくというマニアの方もいらしたと思います。これだとノンストップで、120分間録音できます。

 

このようなことを考えていると、今手持ちのものも捨てられなくなってきます。かなり悩ましいものです。

 

 

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