学んで時間をあける、そして思い出す
記憶に関する本
ここ最近というか、かなり前から記憶に関する本を色々と読んでいます。大半は、似たり寄ったりのことが書かれているのですが、時々、これは知らなかったとか、こうやったらいいかなということが発見できます。
元々、記憶力が弱くて悩んでいましたので、少しでも記憶力が良くなったらいいな。そのくらいの感覚ですが。
その中で最近読んでいて、感銘を受けたのは、覚える努力をしている時に、間に休みを入れることです。そのことから離れる時間を作る。それも数日とか、かなり間を空けてみるということです。この空いている時間に記憶が頭の中で整理されてくるみたいです。眠ることにも同様の意味があるみたいです。
繰り返す時間が連続ならば
覚える時に、繰り返すことを良くやりますが。この繰り返すことも連続した時間の中で、ただただ機械的に繰り返すだけでは、効率が悪いみたいです。連続して何度も繰り返しても、一回と同じ程度でしかないみたいです。間を空けて繰り返すことによってはじめて繰り返しの効果が出るみたいです。
短期記憶の中に残っているものを繰り返しても、それは、長期に向かうことにはならない。むしろ、全然関係ないことを間にはさんだり、あるいは、場所や時間を変えて、思い出すということを中心にするのが良いとのことでした。
思い出す習慣をつける
記憶の一連の流れの中で、思い出すということが一番つらさを感じる部分だろうと思います。
うまく思い出せれば、どうということもないと思いますが、大抵は、うまく思い出せません。すなわち、うまく行かなかった自分と向き合わなければなりません。これは、ちょっとつらいことです。そして、それゆえに、誰もが疎かにしがちな部分でもあります。
ということは、ここを強化することができたら、今よりももっと記憶力がよくなる可能性が出てくるということでもあります。折に触れて、以前覚えたことを思い出せるかやってみる。それを繰り返すことを習慣化するということです。
これは、場所や時間の制約なく、どこにいても出来ます。ただ、まったくの白紙から思い出すというのもけっこう大変ですから、何に関してというような呼び水的なことは、メモしておいてもいいかもしれません。そして、思い出せなかったことをまた、覚え直す。これを繰り返しているうちに記憶は、強固なものになってくると思います。
ストレスを感じながらが大切
この思い出すということを実際にやる上で、プレッシャーの存在というのも無視できない要因です。すなわち物事を思い出す必要がある時というのは、例えば、試験だったり、あるいは、プレゼンの現場だったり、大なり小なりプレッシャーがかかっていることが多いからです。
試験の時間が足りなくて、あせってしまい、覚えていたはずのことが出てこないとか、プレゼン中に緊張感から真っ白になって言葉を失ってしまった。そんなことも誰でもが経験するところだろうと思います。
日常にこのストレスをあえて作るとしたら、時間の制約が一番かもしれません。準備する余裕もなく、ぱっと思い立ったときに、すぐに思い出せるかどうか。そんな感じで想起をやってみるのがいいと思います。
ピンチに強くなる
普段から、その環境になれることによって、いざという時に、力を十分出し切れるようになると思います。いわゆるピンチに強くなるというところまで目指すべきなのだろうと思います。
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