記録しておくことの大切さ
その時には、大したことがないと思っていても
日々の出来事など、その時には、大したことがないと思っていることでも記録する価値はあります。また、これだけインパクトがあることならあえて書かなくても覚えているはずとか思っていてもそれを文章にして残しておかないと、おそらくは綺麗サッパリと忘れてしまうことが多いものです。
文章の価値というのは、得てして、書いた直後よりも、時間が経ってから評価されるということが多いものです。
例えば、大昔の時代の市井の人々の日記がそのまま保存されてあれば、かなり貴重な資料になると思います。その時代に何が流行していて、そして、物の値段がどのくらいであったのかとか。単に文章の書き方一つであったとしても、今との差異など、新たな発見につながるネタは沢山あるかもしれません。
有名な文筆家の文章は、長く残る可能性がありますが、多分にそれらは、作家の才能によって脚色されている可能性もあります。
今を記録しておくということ
なにか新しいこととか、クリエイティブなことを書こうとか残そうとすると、ハードルがとても上がります。特殊な才能がないと達成できないかもしれません。
でも、日々のありふれた出来事、身の回りのことを淡々と記述していくことは、それほど難しいことではありません。もちろん継続していくという点では、それを実行できる人はほとんどいないくらい難しいことかもしれませんが。
かのレオナルド・ダ・ヴィンチは、メモ魔で、弟子が買ってきたものの明細まで事細かにメモしていたというのをどこかで読んだ記憶があります。(確か梅棹忠雄さんの 知的生産の技術だったと思います)
そして、人間の記憶ということを考えると、一日以内に起きたことを書くのは、とても簡単です。詳細は、実際に見ながら書くこともできると思います。
一方、昔に起きたことを時間を開けて記述するのは、大変な困難を要します。10日前に起きた一日の出来事を記憶を頼りに書こうと思ったら、とてもではありませんが、音を上げてしまいます。
大学ノートでも、パソコンのテキストでも良いので、日々の日誌をつけること。これを徹底するだけでも、かなりのネタの宝庫になりそうですし、また、後日、資料的価値も出てくる可能性もあります。
もちろんそれをネット上に展開していくのもひとつと思います。要は、それらを意識して習慣化できるかどうか。そこにかかっています。
当たり前を記録に残すことを考えた時に、人それぞれに当たり前の基準が異なっているということに突き当たります。これを乗り越えるためには、何でも片っ端から記録していくということに尽きるのではないかと思います。
一旦書いたものからセレクトして、まとめなおしていくのは、簡単ですが、そもそも記録自体が少なすぎたらそれもできません。
個人的には、雑記帳的になんでも書くノートを一つ作って、それを常に携帯する。そして、日を開けて、そのノートを繰り返し読み返して、そこからよりぬきで、メタノートを作っていく。という方法がやりやすいと感じています。
そのほかにちょっとしたメモ程度でしたら、スマホでも記録できます。iPhone を使っていますが、「 hey siri 」で音声入力を開始して、すかさず「メモして」、で自動的に最初から入っているメモというアプリを起動してそこにメモを残すことができます。
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